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猛威をふるう熱中症
NHKの調べでは、8月末までに4万6000人余が病院に搬送され、475人が死亡しています。
受診した人の100人に1人が死亡しているわけで、これは以前に猛威をふるった新型インフルエンザなどよりも高いことになります。
熱中症は、
体温が上昇し、脱水症状で血液中の水分が減ることで血液の循環が悪くなり、内臓、臓器にダメージを与えるのです。
特に、高齢者の熱中症が多いです。
老化すると皮膚の温度を感じにくくなります。
高齢の方はクーラーを入れるのが遅れたり、夜、クーラーを入れずに寝込んでしまうので、体温が下がる余裕がなくなります。
また、最近の住宅環境も原因となります。
気密性が高い住居が増えています。
特に団地などでは湿度が高くなります。
人間は汗を流すことにより体温を下げますが、湿度が高いとできにくくなります。
暑さを感じることが出来ないし、汗もかかないので体温が上がってしまうのです。
熱中症が最も多く発生する時間帯が、夕方5時から翌日の朝5時まで。
夜間の方がリスクは高いといえます。
危険な場所は、トイレ、台所、風呂。
室温30度、湿度60%が危険ラインといえます。
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